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−『有限要素法による板解析』の開発にあたって−
スラブ構造システムは特殊な構造で、形状ならびに荷重条件が単純なことが特徴です。通常、スラブは梁、柱、壁によって鉛直方向に支持された水平な板構造です。荷重は、一般的に、鉛直下方に作用する点荷重、表面荷重から構成されています。
商用で利用されている多くの有限要素解析ソフトを適用して、スラブをモデル化することはできます。ただし、それらのソフトはスラブ構造システムのもつユニークな特徴を適切に考慮することができないため、解析時間が膨大になったり、生産効率や人的効率が大きく失われたりすることがあります。また、スラブ構造システムに利用しようとすると大変面倒で、スラブの設計計算機能(構造技術者に必要な設計情報を直接提供する)と統合されていません。
以上のような状況を基に開発されました。
- 「有限要素法による板解析」はスラブ構造システム専用の解析・設計ソフトです。
- 「有限要素法による板解析」は、鉄筋コンクリート製スラブを設計するために要するマンパワーと計算処理時間が最小になるよう設計されています。
- 「有限要素法による板解析」はWindows95/98/2000/NT/XP 環境で実行することができます。
- 強力なグラフィックユーザーインタフェース機能を備えているため使いやすく、仕事の生産性も向上します。
- スラブ構造モデルの作成・修正から、解析の実行、設計チェックと最適化、計算結果のグラフィック表示に至るまで、全く同じインターフェースで操作することができます。
「有限要素法による板解析」は、直交するグリッド(格子)システムの上でモデル化を行います。
鉛直集中荷重、表面荷重を受ける任意形状の板厚が変化するスラブ、梁付きで開口部のあるスラブ等を解析・設計することができます。
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『有限要素法による板解析』の特徴
- 従来のRC規準の内容と異なり、現在の設計規準では解析することのできないスラブ、べた基礎等の板解析を有限要素法を用いて行うシステムです。
- スラブ形状は従来の規準では解析不能であった片持ちスラブ・開口付きスラブ・特殊形状の有するスラブ・拘束条件の複雑なスラブ、べた基礎などに対応できます。このシステムは、面外要素のみの応力解析を行います。
- 不整形の解析や、任意箇所での断面計算が可能です。
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物件作成が容易 |
- 規模(X・Y長さ)、分割数を入力するだけの物件作成。
- 均等分割、指定分割、任意の分割線の移動等が簡単にできます。
- 配置画面上で板を抜くことによって簡単に開口を作成。
また同様に板を抜く事でL字型・コの字型などの物件も作成可能です。
- 任意の節点を結ぶことにより、斜め方向に切断することも可能。
- 分割した要素ごとにスラブ厚を変えられます。
- 分割線数70×70、約5000節点までが計算可能範囲。
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リスト化したデータを配置で入力 |
- 入力項目はリスト化するため、変更・配置が容易。
- 配置はグラフィックから行うため、視認性が高い。
- 分割線に沿った節点に支点・ばね等の設定ができます
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多彩な出力内容 |
- 変位、モーメントをグラフィックで視認することができます。
- 数値や節点番号の表示は、任意でON/OFFが可能です。
- 変位図(ケース別、組合せケース別)
- 3D変位図
- コンター図
- モーメント図(ケース別、組合せケース別)
- 全体モーメント図
- X・Y方向別モーメント図
- X・Y別コンター図
- 3Dモーメント図
- テキスト出力
- 支点反力出力 (ケース別、組合せケース別)
- 節点変位出力 (ケース別、組合せケース別)
- 要素応力出力 (ケース別、組合せケース別)
- 節点応力出力 (ケース別、組合せケース別)
- 要素応力出力 (ケース別、組合せケース別)
- 等価節点荷重出力(ケース別、組合せケース別)
- 断面検定出力
- 入力データダンプ
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『有限要素法による板解析』の操作等を動画でご確認頂けます
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(実行時間約3分 / 自動解凍ファイル 855KB)
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オートデモは Lotus ScreenCam で作成しています。
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*プリンターで出力の上、弊社までFAXで送信してください。
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Copyright 2001 Tokyo DENCO, Inc. All rights reserved. |
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